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こんにちは、ドンキーです!
クリスマスマーケットといえば、、、
グリューワイン、アイヤープンシュ、焦がしアーモンドとクリーム入りのホットココア、レープクーヘン、ドレスデン式シュトレン、アーヘン式プリンテ、アッツアツジューシーなソーセージにドイツビール!
などなど、美味しい食べ物や飲み物から、
キャンドルスタンド、マフラー、オーナメント、木製の置物、クリッペにスノードームにクリスマスマーケット限定マグカップ、メリーゴーランド、観覧車にサンタクロース!
などなど、色々なお土産やイベントありますよね!
実は、ニコラウスマーケット、アドベントマーケットなど、別の呼び名で呼ばれているクリスマスマーケットも含めて、ドイツの全てのクリスマスマーケットで販売されているものは、ほとんど同じようなものなのです。
しかし、どちらにせよ我々日本人には馴染みがないものばかりなので、
- レープクーヘンにはどういう意味があるんだろう?
- お土産は何を買ったらいいの?
- 色々な食べ物があるけど名物はどれ?
など、様々な疑問があるかと思います。
今回は、ドイツのクリスマスマーケットについて名物料理&飲み物とおススメのお土産を「意味」や「歴史」などの解説などを含めて紹介させていただきます!
クリスマスマーケットの名物料理&飲み物5選!

以下の順で紹介します!
- グリューワイン
- レープクーヘン
- シュトレン
- アイヤープンシュ
- シュネーバル
- ホーニッヒワイン
- カトーフェルプッファー
- トルネード(シュピラール)カトーフェルン
- フラムクーヘン
- 肉料理
※ランキングではありません。
①グリューワイン(Glühwein)

グリューワインはドイツクリスマスマーケットのド定番中のド定番!
アニス・チョウジ・シナモンなどの香辛料や砂糖・レモンジュースなどを入れて作ったホットワインやホットビールです。
甘くて体が芯からぽっかぽかになります♨
寒いドイツの冬にはこれですね!
店員さんも飲みながら働いていたりするんです。
グリューワインは赤ワインだけだと思われがちですが、白ワインで作られたものもあります。
(個人的には白ワインのグリューワインがおすすめです🤠)
アルコールと香辛料と温かさで体をぽかぽかにしてくれる半面、非常に飲みやすいため、飲みすぎには注意が必要です!
②レープクーヘン(Lebkuchen)

レープクーヘンは、はちみつの甘さをベースとして、シナモン、ジンジャー、クミンやナツメグなど複数のスパイスと、レモンピールやアーモンドなどを混ぜ込んだケーキです。
クッキーではなくケーキです。
古代エジプトのはちみつケーキを起源として、ベルギーの都市ディナンで原型が生まれ、ドイツの複数の都市を経てニュルンベルクで今のようなレープクーヘンになりました。
ハート形のものは「Lebkuchenherz」(レープクーヘンヘルツェン)と呼ばれており、表面にはアイシングで様々な愛の表現や感謝・挨拶を含めたドイツ語のメッセージが書かれています。
自分用に買うのもよし、大切な人や友人にプレゼントするもよしです!
詳しくは、こちらから♪
③シュトレン(Stollen)

シュトレンはクリスマスに向けて、アドベント(待降節)の期間に少しずつ食べるドイツ東部ドレスデン発祥のドイツ菓子です。
ドライフルーツ・ナッツなどをバターと共に生地に練り込み発酵させて焼き上げます。
甘いケーキにドライフルーツが合わさって噛めば噛むほど深い味わいがでます。
ドライフルーツやナッツの風味が生地に染み込み味が変わるのを日々楽しみながら、クリスマスまで徐々に毎日スライスして食べるというのが伝統的な食べ方です。
ちなみに本家のドレスデンには、「ドレスナーシュトレン」という厳しく規定された伝統的な製法で作られたシュトレンがあります!
ちなみに、ドレスデンの昔の王様であるAugust the Strongのシールがパッケージに使われています♪
④アイヤープンシュ(Eierpunsch)

卵のリキュールであるアイヤーリキュールとラム・白ワイン、バニラなどを混ぜたホットドリンクです。
ものすごく甘~~く、濃い~~~~味です。
そしてアルコール感も強いです。
ドイツ在住の友人曰く、「プリンを液体化してそこにリキュール入れた感じ」だそうです。
(濃すぎて喉つっかえるのでゆっくり飲みましょう。😀)
⑤シュネーバル(Schneeball)

ローテンブルクの名物で、Schneeball(雪玉)というドイツ語からわかるように、丸く挙げられた比較的大きめなドイツ菓子です。
見た目おしゃれなサーターアンダギーです!
チョコレートやキャラメルなど豊富な味のバリエーションがありますが、どれも「ザクッ」とした食感です。
「ザクッ」っと書きましたが結構硬めなので食べる際は注意してください!
その他にも、もちろん、Bratwurst(焼きソーセージ)やCurrywurst(カリーブルスト)など王道のドイツソーセージやお肉料理から、薄いピザことフラムクッヒェン、ポメスフリッテス(フライドポテト)などのドイツのお祭り定番料理などももちろんあります♪
⑥ホーニッヒワイン(Honigwein)

ホーニッヒ(Honig)はドイツ語ではちみつという意味です。
はちみつやスパイスを使ったワインで、グリューワインに並んで人気のホットワインです。
味ははちみつの種類により様々ですが、どれも甘くておいしく、寒い日には最高です!
(ちなみに、薬みたいにきつい味のものもあります🤠)
⑦カトーフェルプッファー(Kartoffelpuffer)

ドイツといえば、ジャガイモですよね!
こちらはお祭り定番のドイツ料理です。
すり下ろしたジャガイモに卵や塩を混ぜて揚げるハッシュドポテトのような料理です。
アップルソースかクロイターヨーグルトソースをかけて食べるのが定番です。
個人的に1番好きな料理です!
⑧トルネード(シュピラール)カトーフェルン(Tornado(Spiral)Kartoffeln)

こちらも同じく、クリスマスマーケットを含めたお祭りでの定番ドイツ料理です。
トルネード、スパイラルという言葉からもわかるように、螺旋状に切ったポテトを揚げることで上の画像のようになります。
(スペシャル感が味わえます。😀)
⑨フラムクーヘン(Flammkuchen)

フラムクーヘンはドイツ南西部・フランス北東部のアルザス地方発祥のドイツ料理です。
Flammkuchenは直訳すると「炎のケーキ」という意味で、薄いピザのようなものです。
薄い生地にフロマージュブランというチーズをのせ、タマネギとベーコンを散らして焼くのが定番のレシピ。
生地が薄いので女性でも一人でぺろりと食べきれます♪
⑩肉料理

最後はなんといっても肉料理です!
ドイツといえばソーセージ。
ソ-セージといえばドイツ。
ですよね!
一般的なブラットブルスト(焼きソーセージ)・ヴァイスブルスト(白ソーセージ)などの他にプルドポークなども一つの屋台に複数の肉料理があります。
(お腹がすいたらがっつり肉料理ですね🤠)
クリスマスマーケットのおススメのお土産5選!

以下の順で紹介します!
- クリスマス限定マグカップ
- キャンドル&キャンドルホルダー
- オーナメント
- 編み物(マフラーなど)
- 「クリッペ」・「スノードーム」
※ランキングではありません。
①クリスマス限定マグカップ

こちらは上記した「クリスマスマーケットの名物料理&飲み物5選!」の①で紹介したグリューワイン&グリュービールなどのホットドリンクを買った時に手に入ります。
ドイツにはPfandというデポジット制度があります。
屋台で提供される飲み物はどれもグラス代も込みで支払う形となっており、グリューワイン&グリュービールを飲み干したらそのまま持って帰って大丈夫です。
いらない場合は店に返却すれば1~2€が帰って来るのでご安心ください!
各クリスマスマーケットそれぞれに特有のクリスマス限定マグカップがあるので、色々なマグカップを集めるのが定番です!
欲張りすぎて飲みすぎないように注意!ですね🤠
②キャンドル&キャンドルホルダー

様々な色が使われたベーシックなキャンドルから、取っ手のついたグラス型のものなどデコレーションが施されたものなどがあります。
10€以上するものの中には火をつけることで作動する凝った仕掛けなどがついていたりします♪
キャンドルホルダーはおとぎ話に出てくるようなドイツの家型が有名です。
その他にも絵柄が施されたものや灯篭型、昔のランプの形などこちらもお店によって多種多様な種類があります。
かわいらしいものばかりなので、ろうそくを入れても入れなくてもいいインテリアになります🤠
③オーナメント

ドイツと言えば木製製品です。
歴史的に、クリスマスマーケットでは木製のおもちゃや置物などが多く作られてきました。
細かな造りの木製オーナメントはドイツのお土産としておすすめです。
2~3€前後で安いのでついついたくさん買ってしまいますが、たくさん持っていてもお土産として配れるのでいいと思います!
ご当地キーホルダー感覚で気楽に渡せます👍
④編み物(マフラーなど)

もこもこの靴下やマフラー、ニット帽などが売っています。
クリスマス柄のものから独特な柄のものなど様々なので、自分の好みのものが絶対に見つかります!

クリスマスマーケットでは、サンタクロースの衣装なども売っていますが、それに合わせてかサンタクロース風の靴下やニット帽も売っているので、ディズニーランドの耳感覚でみんなでおそろいで被りながらまわるのも楽しいかと思います🎅
⑤「クリッペ」・「スノードーム」

「クリッペ」とは、厩でイエス・キリストが生まれた時のシーンを再現した置物です。
中世のときにイタリアからドイツに持ち込まれたもので、ドイツではクリスマスシーズンに飾ります。

「スノードーム」は1889年のパリ万博で生まれたものでそこまで歴史が深いものではないですが、こちらも同じくドイツのクリスマスマーケットの定番となっています。
巨大なものから親指サイズのものまで色々あります☃
他にもぬいぐるみも造りが良く人気が高いお土産の1つです。
さすが、テディベア発祥の地ドイツといったところですね!
上記はおススメのお土産として挙げましたが、他にもハンドメイドの独創的でオリジナリティあふれる商品から中東テイストやアジアテイストの雑貨など本当に様々なものが売られているので、お土産選びには困らないかと思います♪
多すぎて困りますかね。笑
それでは!
クリスマスマーケットで素敵な冬をお過ごしください🤠
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今日もありがとうございました!
また明日の記事でお会いしましょう!
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