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こんにちは!ドンキーです!
今日からドイツトリビアという新企画をやっていきたいと思います。
ドイツには、もちろん日本とは違ったドイツ独自の歴史や文化があります。
ドイツで生活をしていると、そんな文化的な違いや身近な疑問も含めて「なんで?」「どうして?」と、ふとした瞬間に思うことが数多くあります。
例えば、
「ドイツって本当に水よりビールの方が安いのか?」
「なんでドイツ人は傘をささないのか?」
「個人庭園が密集した地区がドイツにはあるけどあれはなんなのだろうか?」
などなど。
そんなドイツに対する身近な疑問を徹底的に調べて、【ドイツトリビア】といしてこれから紹介していきます🤠
【ドイツトリビア vol.1】ドイツ人にはなぜ酒豪が多いのか?
さて、記念すべき第一弾は、
ドイツ人にはなぜ酒豪が多いのか?
です。
一般的にドイツ人に対するイメージは、でっかいビールジョッキを持ってそれを何杯も何杯も何杯も飲み続ける。いわゆる酒豪のイメージがあるかと思います。
実際ドイツで目の当たりにするドイツ人も本当にお酒強い人が多いです。
(もちろんお酒が嫌いな人や、そもそも飲めない人はいます。)
自分の周りにも、ワインのボトルを軽々開けるドイツ女性や軽く飲もうと誘ってきて夕方から深夜2時まで飲むドイツ男性などが普通にバンバンいます。
でも日本でも湘南エリアとかなら飲める人バンバンいるじゃないか!
という意見もあるかと思いますが、色々考えてみる「たくさん飲める人・あまり飲めない人のライン」が日本とドイツではそもそも全然違うんです。
Kein Bier Vor Vier

ドイツには「Kein Bier Vor Vier(カインビアーフォアフィアー)」という言葉があります。
「4時間以上飲まなければビールじゃない」
「4杯以上飲まなければビールじゃない」
つまり、ビールをお酒・アルコールと思って飲み始めるのは最低でも4時間後/4杯後からということを意味しています。
4杯なら/4時間なら余裕だよと思った方も多いかと思います。
しかし、ビールに関してのドイツでの意味合いは少し変わってきます。
- ここでのドイツでのビールは500ml。
- 飲んでいるときにおつまみとかはなし。
そう考えると、いかにドイツ人の「普通」のレベルが高いかわかりますよね。笑
ちなみに、テキーラなどのショットのチェイサーは普通にみんなビール頼んでいます。チェイサー=水だと思っていました。😀笑
なぜドイツ人はお酒が強いのか?

そう思われている理由は大きく分けて3点ほどあります。
- ドイツではビールは16歳から合法的に飲める。
- 1杯のビールの量は基本的に500ml。
- ドイツ人の方が遺伝子的にお酒への体制が強い。
まず第1に、ドイツでは日本と違い法律的に16歳からビールを飲むことができます。そのためドイツ人はアルコールに対する抵抗感や耐性が日本人より早めについていると言えます。
※10.10.2019追記
実際、オクトーバーフェストでべろんべろんになるまで飲んでる若い子たちがいっぱいいました。笑
次に、ドイツでの通常サイズの一杯のビールの量は500ml~で、日本の中生が350~500mlなので、量的な慣れもあるかと思います。
ちなみに日本の大生が700mlくらいなのに対し、ドイツのマスビール(大きなビール)は1Lです。
3つ目の理由としては、遺伝子的な理由です。
黒人や白人は、簡単に言うとアルコールの耐性に影響を及ぼす酵素「アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)」の活性が正常/高い人が多いのに対し、日本人を含めた黄色人種はその「アルデヒド脱水素酵素(ALDH2)」が低い/無い人が多いのです。
なので「本当にお酒が飲めない」人に関して、日本人の方が多いな感じるのも納得できます。
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今日もありがとうございました。
ドンキーでした!
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