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こんにちは、ドンキーです!
留学するにあたり、勉学の他に食費などの生活費から、趣味や旅行・遊びなど様々な面でお金はかかってきますよね。
例えばドイツなどのヨーロッパへの留学なら、休みの日の旅行は鉄板ですし🔥
そんなときに少しでも足しになるように、お小遣い稼ぎ程度にアルバイトはしたいですよね。
しかし、ドイツ留学時のアルバイトには複雑ないくつかのルールがあります!
今日はそんなドイツ留学時のアルバイトに関するルールについてわかりやすくご紹介させていただきます。
今日はドイツで学生ビザを取得している留学生のバイト事情についてお話します。
それでは今日の目次です!
- 【ドイツ】学生ビザごとのアルバイトのルール
- ミニジョブのルール
- まとめ
※こちらの情報はドイツ留学に関してですのでご注意ください。
ビザごとのアルバイトのルール

今回は「【ドイツ留学】簡単解説♪3種類の学生ビザ!【滞在費証明】」で紹介させていただきました、
学生ビザ(Studentenvisum)
語学学生ビザ(Sprachstudentenvisum)
大学準備ビザ/学生準備ビザ(Studienvorbereitungvisum)
の3つの学生ビザごとに説明します。
◆学生ビザ(Studentenvisum)
ドイツでのアルバイトは「ミニジョブ」として可能です。
◆語学学生ビザ(Sprachstudentenvisum)
原則、ドイツにおいて語学学生はアルバイトをすることができません。
どうしてもドイツでアルバイトをしたい場合は、外国人局に言うと対応してもらえる場合もあるそうですが、基本的には不可能です。
Under The Tableで非合法にホテル・飲食店などでアルバイトをしている人もいますが、あまりお勧めはしません。
語学学校に通いながらバイトをする場合は、ワーキングホリデービザがおススメです。
※ただしワーキングホリデービザは、1生に1国1回しか使えないので慎重にご決断下さい!
◆大学準備ビザ/学生準備ビザ(Studienvorbereitungvisum)
ドイツでのアルバイトは、2年目から「ミニジョブ」として可能です。
ミニジョブのルール

以下、ドイツにおけるミニジョブについてご説明させていただきます。
◆ミニジョブとは?
ミニジョブは「小さな仕事」という意味通り、月の収入が450€以下と制限されているドイツの仕事に関する制度です。
雇用機会の拡大が本来の目的であり、休暇制度・給料・労災保険などは通常のドイツの労働者と同じものが適用され、所得税と医療、介護、失業保険に関する社会保険料が免除されます。
ドイツで学生ビザで働く場合、こちらのミニジョブが適用されます。
◆ミニジョブのポイント
ミニジョブの抑えておくべきポイントは以下の通りです。
- 月の所得が450€以下(以前までは400€)。
- *フルタイム(8時間)で年間120日、ハーフタイム(4時間)で年間240日アルバイト可能。
- 最低時給9.19€。
- 社会保険・所得税免除。
- 年金保険は希望制。
- 約750万人のドイツ人がミニジョブを用いて働いている。
*就業先のフルタイムが1日10時間の場合は、ハーフタイムは5時間として計算・適用される。
月にドイツで450€以上稼いでしまった場合、学生ビザを有していたとしても社会保険を払わなければいけなくなります。
その場合、Finanzamt(税務局)に問い合わせる必要があります。
まとめ

さて、ドイツの留学生のアルバイト事情、いかがだったでしょうか?
ドイツの学生ビザでは、学生ビザ(Studentenvisum)・大学準備ビザ/学生準備ビザ(Studienvorbereitungvisum)の場合、ミニジョブという形でアルバイト可能、そして語学学生ビザ(Sprachstudentenvisum)の場合は原則としてバイトをすることができません。
ミニジョブの場合は、月の所得が450€以下で、フルタイム(8時間)で年間120日、ハーフタイム(4時間)で年間240日アルバイトをすることができます。
ドイツではWG(共同住居グループ)で月300-400€程、完全個室でも安い部屋なら月500€以内はざらにあるので、ミニジョブでもドイツの留学生にとっては大きな助けになることでしょう。
ちなみにあまりいいことではないのですが、ドイツで語学学生がアルバイトをする場合、ホテル清掃や飲食などでアンダーザテーブルで給料手渡しでバイトをしている人もいます。
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今日もありがとうございました!
また明日の記事でお会いしましょう!
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