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こんにちは、ドンキーです!
今日も昨日の記事に引き続きTrierの観光情報をお届けします。
今日は、後編!怒涛の世界遺産5つの紹介編です。
トップ画像の写真は、昨日の夜に撮ったトリーア大聖堂の写真です。
なんとも厳かで、それでいてどこかあたたかい、そしてまたちょっぴり寂し気な雰囲気ですよね。昼間の明るい顔と違い、夜はこんなにもしんみりした顔をしているのかと。
日本でも、神社とかは昼と夜では表情が違いますが、ヨーロッパの教会等はまた雰囲気が違いますね。神社は昼も夜も静かな雰囲気ですが、この教会に限らず、ヨーロッパの教会等は昼と夜での表情のギャップが本当にすごいです。
話がそれました笑
今日の流れです!
- ドイツ三大聖堂のひとつ!【Cathedral(トリーア大聖堂)】<世界遺産>
- 煌びやかなステンドグラス【Church of Our Lady(聖母教会)】<世界遺産>
- ギリ原型を残している巨大テルマエ!【Imperial Baths(皇帝浴場)】<世界遺産>
- 川が汚い、ドイツ最古の橋【Moselle Bridge(モーゼル川の橋)】<世界遺産>
- 風通し最高【Ampitheatre(円形劇場)】<世界遺産>
ドイツ三大聖堂のひとつ!【Cathedral(トリーア大聖堂)】<世界遺産>

こちらの大聖堂は、聖ペテロ大聖堂、トリーア大聖堂と呼ばれています。
ドイツ三大聖堂(トリーア大聖堂・ケルン大聖堂・マインツ大聖堂)の一つで、また、4世紀に建てられたドイツ最古級の聖堂です。ドイツ最古の大聖堂にしてトリーアの主教座聖堂です。
内部はこのように初期ロマネスク様式の趣深い造りになっています。



地下にはこのように歴代の四人の司教のお墓がありました。

この教会の中には、回廊や中庭を含めて多くの司教・司祭の墓があります。


中庭は写真のようにピクニックをしたくなるほど綺麗なのですが、これも墓地です。

中庭から見上げた景色は、こちら。
もうここまでくるとお城ですよね。笑

上の写真からも下の写真からもわかると思うのですが、こちらのトリーア大聖堂は長い年月をかけて修復や増築がなされたため、時代によって技術や建築の流行が違うことから、複数の建築方法で建てられた建築物が密集しています。
例えば、窓ガラス一つをとっても大きな窓と小さな窓、丸い窓と長方形の窓など、他にも、赤い煉瓦や黒いレンガなど技術の進歩の過程が見えます。


< Cathedral(トリーア大聖堂)>
住所:Domfreihof 2, 54290 Trier, Rhineland-Palatinate, Germany
開館時間:11-3月:毎日 6:30-17:30
4-10月:毎日 6:30-18:00
煌びやかなステンドグラス【Church of Our Lady(聖母教会)】<世界遺産>

ロマネスク様式のトリーア大聖堂の右隣りあるのがこちらの教会【Church of Our Lady】こと聖母教会です。1260年に建てられた初期ゴシック様式建築を代表する教会です。また、多くの煌びやかなステンドグラスが飾られているのでそこも観光ポイントの一つです。
入り口を入り、教会内の真ん中の通路のところに、こちらの星マークがあります。

そして、教会の上部にあるステンドグラスを360度順番にぐるっと見回すと、聖書の物語を楽しむことができます。


< Church of Our Lady(聖母教会)>
住所:Liebfrauenstr. 2, 54290 Trier, Rhineland-Palatinate, Germany
開館時間:11-3月:毎日 6:30-17:30
4-10月:毎日 6:30-18:00
ギリ原型を残している巨大テルマエ!【Imperial Baths(皇帝浴場)】<世界遺産>

皆さん、まぁまぁぼちぼち昔に流行ったテルマエ・ロマエ覚えていますか?あのテルマエです!笑
古代ローマは日本と同じく大衆浴場・温泉を作る技術があったため、古代ローマ帝国の植民都市であったTrierにも多くのテルマエがあったのです。こちらはコンスタンティヌス帝の時代につくられた巨大浴場で、皇帝浴場と呼ばれていますが、ビザンティンに遷都したため、皇帝は一度も使用されていなかったといわれています。

145m×260mという大きさで、当時はテルマエ・ロマエと同じく温水・冷水・熱水の浴槽があり、休憩室・運動場もあったようです。

去年(2018年)の夏は入れたのですが、今回行ったときは改修工事で入れませんでした。
観光を予定されている方々は、閉館日に注意してください。
< Imperial Baths(皇帝浴場)>
住所:Weberbach 41, 54290 Trier, Rhineland-Palatinate, Germany
開館時間:4-9月:毎日 9:00-18:00
10・3月:毎日 9:00-17:00
11-2月:毎日 9:00-16:00
(最後の30分は閉館準備時間なので、余裕をもって行ってみてください。)
料金:大人:4,00€⇒複数(10人以上):3,50€
子供・青年(~17歳):2,50€⇒複数:2,00€
年金受給者・学生(18歳~)・失業者・*身体障がい者・軍事従事者:3,00€
*差別的な意図をもっての表記ではありません。
家族券(大人1名、子供最大4名<6歳以上>):4,00€
家族券(大人2名、子供最大4名<6歳以上>):8,00€
+子供1名につき:0,50€
川が汚い、ドイツ最古の橋【Moselle Bridge(モーゼル川の橋)】<世界遺産>

こちらはドイツ最古の橋で、正式名Roman Bridge(ローマの橋)と呼ばれモーゼル川にかかっています。ちなみに石橋です。2世紀に建てられた橋で、上の部分は12世紀初期と18世紀初期の二度改築されました。
橋の中央にはイエスキリスト像とUNESCOの世界遺産登録の碑があります。


上からの画像だとわかりずらいのですが、モーゼル川、えれぇ汚ねぇっす。笑
えれぇって言っても湘南の海くらいの濁りです。(地元なんで勘弁してください。笑)

< Moselle Bridge(モーゼル川の橋)>
住所:Romerbrucke, 54290 Trier, Rhineland-Palatinate, Germany
風通し最高【Ampitheatre(円形劇場)】<世界遺産>

最後に、こちらはTrierにある古代ローマ時代のアンフィテアトルムの円形劇場跡です。
現存する古代ローマ時代の円形劇場の中でもトップレベルの大きさなのですが、中世には採石場扱いをされていたため、劇場の損壊が進んだそうです。


ここに来るまでに結構歩いたので、規模のでかさや昔を感じて感動するなど、そういった観光チックな感想はなにもできないのですが、ひたすら風通しがよく大変有意義なChillができました。
今日でとりあえずTrier世界遺産&観光スポット紹介編はおしまいです!
次はDüsseldorfについて紹介します!
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今日もありがとうございました!
次回もよろしくお願いいたします!
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