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こんにちは、ドンキーです!
「ドイツ」と聞くと最初に思い浮かぶワードは「ドイツビール」ですよね?
そのなかで、
ドイツでは水よりビールの方が安い!!
という話を日本でよく耳にするかと思います。
ドイツで生活をしていて、確かにビールは安い!と感じます。
しかし水も普通に安いです。笑
今日は、そんな「ドイツでは水よりビールの方が安い。」というドイツあるあるが本当に正しいのかどうかを「【ドイツトリビア vol.3】ドイツでは水よりビールの方が安い?」として検証していきたいと思います!
※値段関係は、もちろん店によって多少の誤差はありますので、あくまで参考として読んでいただくようお願いいたします!
【ドイツトリビア vol.3】ドイツでは水よりビールの方が安い?

さてさて、やってきましたドイツトリビアです!
日本にいる時、「ドイツってビールの方が水の方が安いらしいよ?」という話をよく耳にしていたのですが、果たしてこれは真実か作り話か。。
※1.実際ドイツだけでなく、イタリアやフランスなど、ヨーロッパは全体的にビールがお安いです。
※2.店で頼むビールは普通のサイズでも3~6,7€くらいはするので、この話はスーパーで売っているビールと水の値段の話です。
では、検証していきましょう!
<水>





① | Volvic | 1L | 0.85€ |
② | Volvic(6本セット) | 1L×6 | 5.10€ |
③ | Volvic(6本セット) | 500ml×6 | 3.30€ |
④ | Volvic | 500ml | 0.55€ |
⑤ | ViO | 1.5L | 0.95€ |
⑥ | ViO(*MEDIUM) | 1.5L | 0.95€ |
⑦ | ViO(6本セット) | 1.5L×6 | 5.70€ |
⑧ | ViO(MEDIUM)(6本セット) | 1.5L×6 | 5.70€ |
⑨ | GEROLSTEINER(*Sprudel)(6本セット) | 1.5L×6 | 4.74€ |
⑩ | GEROLSTEINER(*Sprudel) | 1.5L | 0.79€ |
⑩① | GEROLSTEINER(*Medium) | 1.5L | 0.79€ |
*Medium/Sprudel=炭酸水。
ドイツの水関係は別日の記事で書きます!
1Lの6本セットで見直すと、
- Volvic:5.10€
- Vio:5.70€
- GEROLSTEINER:3.16€
<ビール>
日本でも有名な「Heineken」「KILKENNY」、ドイツでは一般的な「Bitburger」「Rothaus」、ハイデルベルクのローカルビール「Heidelberger」、ノンアルコールからは上に同じく「Rothaus」、の6種類をピックアップしてみました。






① | Heineken(6本セット) | 0.33L×6 | 5.29€ |
② | KILKENNY(6本セット) | 0.33L×6 | 5.49€ |
③ | Rothaus HEFE WEIZEN(4本セット) | 0.5L×4 | 4,29€ |
④ | Bitburger(6本セット) | 0.33L×6 | 4.49€ |
⑤ | Heidelberger(6本セット) | 0.33L×6 | 3.79€ |
⑥ | Rothaus ALKOHOLFREI(6本セット) | 0.33L×6 | 5.29€ |
種類によって見直すと、
- 世界的に人気なビール:5€弱
- 一般的なビール:4€弱
- そんなに人気のないビール:3€強
- ノンアルコール:5€弱
さて、ここから問題なのですが、何をもってして水よりビールの方が安いというかですね。笑
一般的という感じで、水から「Volvic/500ml×6:3.30€」、ビールから「Bitburger/330ml×6:4.49€」をピックアップして、Bitburgerの量を500mlに合わせてみると、
(4.49÷330)×500=6.80€
ビールの方が高いですね。笑
というか普通に見比べてみても、ビールの方が高いです。
安いビールと高い水を比べてみたら、ビールの方が水より安いです。
<まとめ>
- 量も本数も同じにした場合、ビールの方が確実に高い。
- 1.5Lの水と比べた場合は水の方が高い。
- 店で買ってもビールの方が高い。
※「ドイツでは」の話です。
検証結果は、ドイツでは水よりビールの方が高い!です。
では、なぜビールの方が安いという話があったのか?
考察としては以下の通りです。
飲食店やガソリンスタンドのコンビニなどにある冷えたペットボトルの水が、500mlで1.2~3€なので、それを見た人がスーパーにあるビール単品1€いかないくらいを見て安いと錯覚した。
そもそも昔のドイツのビールがとんでもなく安かった。
「ビール大国ドイツ」というイメージが傾きすぎていた。
→ビールが「激」安というイメージに。
→日本のコンビニのドリンクコーナーに売っている、水と瓶ビールの金額差の大きさよりも、ドイツの水と瓶ビール金額差の小ささを比べて、水の方が安いというイメージになる。
どれが正解なんでしょうか?
皆さんも暇なとき考えてみてください!
以上!
「【ドイツトリビア vol.3】ドイツでは水よりビールの方が安い?」でした!
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明日もよろしくお願いいたします。
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