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こんにちは、ドンキーです!
今日は、
「ドイツでの生活といえばPfand」
「Pfandといえばドイツでの生活」
といっても過言でないくらい、切っても切れないドイツのPfandシステムとその使い方につい紹介させていただきます!
- Pfandとは?
- Pfandシステム
- Pfand種類
- Pfandマシーンの使い方
- Pfandまとめ
ドイツに来た人間は、来独時の1か月、平均で200回くらいはPfandと口にします。
いや、100回くらいですかね。盛りました。
とにかくPfandは日本だと、おにぎりと同じくらいの頻度で口に出される重要単語です!
Pfandとは?

Pfandとはざっくり言うと、「デポジット」です。
なので、一番身近な部分で、例えばペットボトルのPfandだったら、通常の値段にPfand分「0,25€」が上乗せされています。これは、店に返すと「0,25€」返してもらえます。
当初の目的は環境的なものでありましたが、それ以外にもあえて店には返さず、ホームレスの生活援助用として路上に置いて置いたりしたりと、現在では様々な活用法があります。
ペットボトルが代表ですが、ビールの瓶やジュースの缶にもPfandはついています。
Pfandシステム

Deutsche Pfandsystem GmbH (DPG)という会社がPfandシステムを管理しています。
流れとしては、
①各飲料系会社がDeutsche Pfandsystem GmbH (DPG)でPfandの登録をする。
②スーパーや飲食店などがPfand代込みで購入して販売。
③消費者購入・消費・店に返す。
この中で購入した店にPfand付きの容器が返らなくても、個々の印刷したバーコードがDeutsche Pfandsystem GmbH (DPG)のデータベースに記録されているので、最終的に販売したお店にPfand分の代金が返却されます。
Pfand種類

上記で述べたように、Pfandは、ペットボトルだけではなく、他の種類のボトル・容器類にも使用されています。以下、他のPfand適用ボトル・容器とPfandの値段です。
①ビール瓶(ガラス製、リサイクル容器):0,08€
②ビール瓶(留め具付き):0,15€
③ミネラルウォーター容器(ガラス・ペットボトル、リサイクル容器):0,15€
④ジュース容器(リサイクル容器):0,15€
⑤一部1ℓワイン瓶:0,02~0,03€
⑥全使い捨て瓶&容器:0,25€
※③ミネラルウォーター容器(ガラス・ペットボトル、リサイクル容器)の例外は0,25€
②の留め具付きビール瓶は、こういう瓶です⇂

Pfandマシーンの使い方
Pfandは、スーパーに設置されているマシーンか、KIOSKなど小売店で返却することができます。マシーンの場合、Pfandはレシート化され、他の小売店と同様に、その場で現金として受け取るか、その時の買い物で使えます。
<Pfandマシーン使い方>

①丸い穴の中にスキャナーがあるので、一個ずつスキャンさせていきます。



②全部入れ終わったら、ディスプレイ下部分の緑のボタンを押すとレシートが出てきます。


以上です!
※ちなみに、機械が停止するときがあるのですが、それは大抵Pfandマシーンの中のペットボトルの容量がMAXになっているときなので、上の呼び鈴を押します。しばらくすると動き出します。

◆また、機械の下部にこのような部分があります。

名前が出てこないんですけど、ボトル類をまとめて入れられる飲食店とかにあるあのかごがある場合、一気にPfandマシーンに入れられます。
ビール瓶などは、これがついているマシーンで引き換え可能です!
※1.5リッターなどの大型の瓶などは、醸造所など特定の場所で交換可能です!
Pfandまとめ
- ドイツにはPfandというデポジットシステムがある。
- ペットボトルの場合、Pfandはほとんどが「0,25€」。
- Pfandはホームレスの生活援助用としても使用されることがある。
- Deutsche Pfandsystem GmbH (DPG)という会社がPfandシステムを管理。
- Pfandは、スーパーに設置されているマシーンか、KIOSKなど小売店で換金可能。
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ちなみに、友達は1年間Pfandを換金・貯金しまくったコインを使って最後に日本へのお土産を買っていました!
元から含まれていた額ではなく、プラスでゲットしたものって考えると楽しいと思います!
今日は以上です!
ありがとうございました!
また明日の記事でお会いしましょう。
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