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こんにちは、ドンキーです!
突然ですが、Heidelberg Wasserというものはご存知でしょうか?
直訳すると「ハイデルベルク水」なのですが、これは2019年2月ごろにハイデルベルクを騒がせた水関係の事件の呼び名です。
ある日ハイデルベルク在住の男性から
「大変だ!水が青くて腐っている!」
と通報が入りました。
水が青いってこんな感じですかね?

その通報からすぐにシャワーやトイレを含めた水道水は一切使わないようにという警告ハイデルベルク全体にがなされ、最終的にはドイツ全土でニュースにまで取り上げられました。
ニュースに取り上げられたことでこの事件は有名となり、Googleなどでheidelberg wasserと検索すると「blau(青)」という言葉が予測検索欄にでてきます。
その日のハイデルベルクとその周辺の町では各スーパーで水の買い占めが起こったりなど大騒ぎだったみたいです。
その時いた友達曰く、
「飲み物のコーナーが世紀末みたいになってた。」
だそうです。笑
この事件、結論から言うと実はハイデルベルクの水にはな〜〜んにも問題なかったんです。
それよか、水、実際は青くなかったんですよね。
これだと少し語弊がありますか。
青くなかったと言うよりは、水が青く見えていただけだったんです。
水が青く見える原因とはなんなのか??
その原因はずばり、浴槽の水。
日本人の我々からしたら馴染みのありすぎることかと思いますが、浴槽にお湯を溜めると透明じゃなくなることはよくありますよね。
薄い青色か緑色とか。
事件のきっかけとなる通報をしたのは中東系の男性なのですが、その人はおそらく人生ではじめて浴槽にお湯を張ったようで、溜まった水を見た瞬間に、
「なんだ!水が青い!腐っている!!これは緊急事態だ!!」
ってなっちゃったみたいなんです笑
まー初めて見た人からしたらそう見えてもおかしくないかもしれませんね。😅
でもこの話が大きくなった原因はここから。
通報された後、市はその家に水質調査などをする前に町全体に警告するように促してしまったみたいなんですよね。
急な事件だから各機関が混乱状態で連絡を取り合えてなかったんでしょうか。
とにかく、今日はそんな話がありましたってお話でした!
ちなみに、ハイデルベルクにはこの事件を皮肉ったHeidelberg Wasserという青いカクテルを出しているお店があります!
ぜひ探してみてください🤠
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今日もありがとうございました!
また明日の記事でお会いしましょう!
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