この記事は約 9 分で読めます。
こんにちは、ドンキーです!
先日ニュルンベルク(Nürnberg)に行ってきました。
ニュルンベルクは中世から続くバイエルン州の伝統ある都市です。
ナチスを裁いたニュルンベルク裁判やクリストキンドルマークト(Christkindlmarkt)が開催される町としても有名ですよね。
それ以外にも、実はニュルンベルクには、
- ドイツ最古の本屋
- ドイツ最古の仕掛け時計
- ヨーロッパ最古の鎖つり橋
- 世界最古のソーセージレストラン
などなど、、、最古がいっぱいあるんです。笑
今日は、そんなニュルンベルクについて絶対に外せない観光スポットを含めてお話いたします!
<目次>
- 手作りの商品溢れる職人の広場「職人広場」
- 2本の塔を備えた美しい教会「聖ロレンツ教会」
- ドイツ最古の仕掛け時計がある教会「聖母教会」
- 市街の中心「中央広場」
- 町を見下ろすローマ皇帝の居城「カイザー」
- カラフルな木組みの家が並ぶ小道「Weissgerbergasse」
- ヨーロッパ最古の「鎖つり橋」
- 世界で一番古いソーセージ屋「Zum Gulden Stern」
まずこちらが旅の出発地点、ニュルンベルク中央駅です。

さすが、ドイツ・バイエルン州北部最大の駅ですよね。
駅内にはスーパーやドラッグストア、フードコート、カフェなどがあり、隙間時間を潰すには十分すぎるくらい充実しています。
こちらの駅を出ると、すぐ目の前に旧市街地(Altstadt)の城壁跡が現れます。


ニュルンベルクは城塞都市と呼ばれており、このように旧市街地は城壁とお堀に囲まれ、今なおその姿が当時のまま残っています。
駅出ていきなりこれは圧巻ですね。
そして、南の城壁群の中でひと際目を引く円塔が建っている場所があります。

そこが「Handwerkerhof」です。
手作りの商品溢れる職人の広場「職人広場」(Handwerkerhof)

ケーニッヒ門をくぐってまず現れるのがこちらの「職人広場」(Handwerkerhof)。
中世ドイツの町が再現されており、その中にある店では、マイスターと呼ばれるドイツの国に認められた職人達が、陶器・レザー製品・ガラス細工・木製おもちゃなどなど手作りの商品を出品しています。




この広場にそびえたつ円塔は「女性の塔」と呼ばれており、ニュルンベルクを囲む城壁にある巨塔4つのうちの1つです。
夜の職人広場も、ロマンチックで大変綺麗でした🤠

職人広場を出てケーニッヒ通りを北上していくと、右手に塔を2本構えた美しい教会が見えてきます。
2本の塔を備えた美しい教会「聖ロレンツ教会」(St.Lorenz)

こちらの聖ロレンツ教会はニュルンベルクで最も大きなゴシック様式の教会です。
教会内は、ステンドグラスや彫刻作品に囲まれておりなんとも言えない荘厳な空間でした。

こちらの祭壇は15世紀に作られ、なんと20m近くもあるそうです。

聖ロレンツ教会のはす向かいにある建物の日時計がおしゃれで歴史感じたので載せておきます。

聖ロレンツ教会からさらに北上すると見えてくるのが「聖母教会」(Frauenkirche)です。
ドイツ最古の仕掛け時計がある教会「聖母教会」(Frauenkirche)

こちらはニュルンベルクの象徴的な教会です。
13世紀に建てられた教会で、旧市街地の中央広場に位置しています。

今まで見てきたドイツの教会とは一味違った外観をしており、強く印象に残っています。
「先日」と書きましたが実際に行ったのがクリスマスマーケットが開かれている期間だったので、自分的には、教会をバックに子供たちがクリスマスソングを歌っていた光景が忘れられないです。
またこの教会にはドイツ最古の仕掛け時計があり、正午になると、この教会を建てさせたカール4世の周りを7人の選帝侯がまわる仕掛けになっています。
市街の中心「中央広場」(Hauptmarkt)

聖母教会(Frauenkirche)の目の前にあるのが「中央広場」。
クリスマスマーケットのシーズンにはこちらがメインマーケットに変わります。
広場北側には17メートルの金色の塔建つ「美しの泉」(Schöner Brunnen)という、第二次世界大戦で崩壊したニュルンベルク市街地の中で無傷で残っていたという歴史がある水場があります。
「鉄柵にある銀色のリングを右に3回まわすと幸運が訪れる」と言われており、自分も回してきました。


今のところ毎日ハッピーです。
まわした後にしばらく見ていたら、くしゃみした手で触ってた方がいたので、基本的にリングに触れた後は、よく手を洗うようにした方がいいかと思います。
また、広場は多くのお店で囲まれており、その中に「ドイツ最古の本屋」と謳っているお店がありました。


「Korn & Berg」という名前で1531年に建てられたそうですが、
様々な言語で引くほどの強調。
アピールの圧力。
観光ブックにも載っていないあたり、あまり人気がないのでしょうか?
それもそのはず。
改装されすぎて、店の中は「ちょっとおしゃれな普通の本屋」ってかんじでした。笑
気になる方は見にいってみてください!
それから中央広場を来たに歩き、旧市街地の北端まで登っていくとあるのが「カイザーブルク」、別名ニュルンベルク城です。
町を見下ろすローマ皇帝の居城「カイザーブルク」(Kaiserburg)

ニュルンベルク観光のメインと言っても過言ではないのがこちらの「カイザーブルク」(Kaiserburg)です。
1050年に建てらた城で、ドイツ国内の他の城と比べて派手さはなく、石造りで落ち着いた雰囲気があります。




町の雰囲気と同化した静かで穏やかな城で、観光中の休憩ポイントとしては町を見ながら休めて最高です。
余談ですが、城の別門にはドイツのルネサンス期の画家アルブレヒト・デューラーの生家と不気味なウサギの彫刻がありました。


別門を南下していくと、古き良きドイツの木造の家々が立ち並ぶ通りに差し掛かります。
カラフルな木組みの家が並ぶ小道「ヴァイスゲルバーガッセ」(Weissgerbergasse)

こちらは、観光地としてそんなに有名な場所ではありませんが、ドイツ旅行で「伝統的な南ドイツの街並みを楽しみたい!」って方々にはおススメです。

よくこちらの通りをよく「白と黄色の小道」と書いているブロガーさんがいますが、正確にはドイツ語で「黄色」はgelbで、gerberはドイツ語で「製革工」という意味です。
なので、正確に訳すと「白い製革工達の小路」といった感じです。
「ヴァイスゲルバーガッセ」を南下するとあるのが、ヨーロッパ最古の鎖つり橋「Kettensteg」です。
ヨーロッパ最古の「鎖つり橋」(Kettensteg)

橋は2人がすれ違うのでいっぱいいっぱいの幅で結構揺れます。
メイン通りからかなり離れていることもあり、観光客も少ないので、ゆっくりと静かに景色を楽しむことができました。

世界で一番古いソーセージ屋「Zum Gulden Stern」

さて、こちらが今回のニュルンベルク度最大の目的「Zum Gulden Stern」です!
1419年(非公式では1380年)に建てられたとされており、600年続く正真正銘世界で一番古いソーセージレストランです。
入り口は重りで自動で閉まるよう作られていて、時代を感じました。

店の中はこんな感じです。



んー。なんかいいですよね。
ドイツの昔ながらのレストランって感じがします🤠
そしてこれが今回のお目当て!
世界で最も伝統深いソーセージです。

ドイツ人の友人から鉄製のハート型の皿で出てくると聞いたのですが今回は違うみたいでした😌
味はもう最高。
店の雰囲気や歴史の深さから、なんとも言えない深み。
外パリ中ジューシーの最上級。
シャウエッセンの1000倍の美味しさです。
バイエルンのビール「Tucher」とのデュエットも最高。
パリッ、ジューシー、ゴク、シュワ、ゴク、シュワ、クゥー。
完璧です。
ニュルンベルクに世界最古のソーセージレストランがあるというのは、ドイツ観光をする人の中で意外と知られていないことかと思いますので、ニュルンベルクに行った際はぜひ行ってみてください🤠
<Zum Gulden Stern>
住所:Zirkelschmiedsgasse 26, 90402 Nuremberg, Bavaria, Germany
営業時間:毎日11:00-22:00
※フード注文は21:30まで。
週末は予約すしてから行くことをお勧めいたします!
関連記事
今日もありがとうございます!
また明日の記事でお会いしましょう!
コメントを残す